研究課題/領域番号 |
17H06220
|
研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
材料工学およびその関連分野
|
研究機関 | 高知工科大学 (2018-2019) 東北大学 (2017) |
研究代表者 |
藤田 武志 高知工科大学, 環境理工学群, 教授 (90363382)
|
研究分担者 |
小泉 雄一郎 大阪大学, 工学研究科, 教授 (10322174)
野村 直之 東北大学, 工学研究科, 教授 (90332519)
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
25,220千円 (直接経費: 19,400千円、間接経費: 5,820千円)
2019年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2018年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2017年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
|
キーワード | ナノポーラス金属 / 触媒 / 3D プリンター / 3Dプリンター / 多孔質材料 / 3Dプリンター / 3Dプリンター |
研究成果の概要 |
3Dプリンターの1つである電子ビーム積層造形プロセスと脱合金化法を組み合わせることでマクロ・ミクロ・ナノの異なるレベルで孔構造のある階層性ナノポーラス銅の作製に成功した。ナノレベルの単一孔しかない従来のナノポーラス銅に比べて、メタノール酸化での見かけの活性が約9倍あり、電極と電解液との拡散性の向上によって活性が向上したことがわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
階層性ポーラス構造体は、応用範囲が生体分野からエネルギー・触媒分野へ多岐に渡るため、その重要性が世界中で認識されるようになってきている。よく研究されている領域は、コロイドや高分子ポリマー(PMMA)をテンプレートにして、材料をメッキして最後にテンプレートを除くことで階層ポーラス構造を作製する方法である。しかし、実際は研究室レベルで非常に小さいスケールでしかできなく、実用性に乏しい。 本研究によって、電子ビーム積層造形プロセスという工業的な手法によって大きなスケールで階層性ポーラス材料を作られることを証明しており、今後色んな合金系へ拡張されて応用されることが期待される。
|