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αTCP複合化レジンとBMP-2を用いたインプラント周囲炎の治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17H06492
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関北海道大学

研究代表者

中塚 愛  北海道大学, 大学病院, 助教 (00547648)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードインプラント周囲炎 / 4-META / MMA-TBBレジン / BMP / 骨再生 / 4-META/MMA-TBBレジン / αTCP / インプラント / BMP-2
研究成果の概要

汚染したインプラン体表面にレジンをコーティングして、その上に骨を誘導する新たな治療法を開発する目的で本研究を行った。
ビーグル犬の上下左右P1-3を抜歯し裂開状骨欠損を形成、2か月後にαTCP複合化4-META/MMA-TBBレジンを骨欠損部に接着し、表面をBMP-2含浸コラーゲンで被覆した。4週後、マイクロCTで歯槽骨とαTCP複合化レジンおよび誘導した骨の一体化がみられた。次に、ビーグル犬に同様の裂開状骨欠損を形成しインプラントを埋入、露出したインプラント体表面にαTCP複合化レジンを塗布、BMP-2含浸コラーゲンで被覆した。4週後、マイクロCTでインプラント体の骨への埋入が観察された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

インプラント周囲炎の治療法は未だに効果的な方法は確率していないが、本研究により、インプラント周囲の失われた組織を再生してインプラント体と間接的に再結合させる新たな治療法が、実用化にむけて大きく前進した。さらに、人工材料と生体組織とを直接結合させるのではなく、他の人工材料を間に介在させて間接的に結合させるという、生体内での新たな医療機器の在り方を提案するものであり、学術的にも大きな広がりが期待される。

報告書

(3件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2021-02-19  

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