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双方向ニューロフィードバックによる神経刺激型再運動学習パラダイムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17H06504
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 知能ロボティクス
研究機関東北大学

研究代表者

林部 充宏  東北大学, 工学研究科, 教授 (40338934)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード機能的電気刺激 / FES / EMG / 筋電位 / リハビリテーション / 制御工学 / 生物・生体工学 / システム工学 / 知能ロボティクス
研究実績の概要

脳卒中すなわち脳血管障害の増加は全世界で社会的に深刻な問題を起こしうる要因のひとつとなっており患者、介護者と社会に大きな経済的負担を課している。この傾向は高齢化社会に伴いさらに今後深刻になることが予想される。本研究は脳の可塑性と脳の持つ運動学習の原則を考慮してリハビリテーションを行えるブレイン・マシン・インタフェース型機能的電気刺激システムの開発を目指す。
平成29年度では、機能的電気刺激システムの制御アルゴリズムの開発を行った。フィードバックするべき運動情報をいかに筋肉への機能的電気刺激システムで実現できるかを検討し、システムの設計、制御デザインを行った。望まれる筋肉の活性化を電気刺激によっていかに真に生み出せるかの問題があるが、EMGに基づく閉ループ制御機能を持つFESを開発した。電気刺激によって誘起される筋肉の反応をみながら電気刺激を行う点が従来の方法にない新しいアプローチである。本研究ではリアルタイムに電気刺激により誘起された筋力を補償しながら行う制御を実現した。またこれまでの結果に基づきそれを発展させて正確で信頼性のあるFESシステムを実現し,特にポータブルな筋肉電気制御システムにて本制御則の検証を行った。以前所属したフランスの機関と連携して脊髄損傷患者の筋肉において本制御の検証実験を解析し、論文誌に掲載した(International Journal of Neural Systems)。本研究の成果でThe 15th Annual Delsys Prize for Innovation in Electromyographyを受賞した。 本賞は、米国De Luca Foundationが主催するEMG(Electromyography)技術のInnovationに関する国際的な賞で、日本人としては初めての受賞となった。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件)

  • [国際共同研究] INRIA/University of Montpellier(フランス)

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] Real-time closed-loop functional electrical stimulation control of muscle activation with evoked electromyography feedback for spinal cord injured patients2018

    • 著者名/発表者名
      Z. Li, D. Guiraud, D. Andreu, A. Gelis, C. Fattal, and M. Hayashibe
    • 雑誌名

      International Journal of Neural Systems

      巻: - 号: 06 ページ: 1750063-1750063

    • DOI

      10.1142/s0129065717500630

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / 国際共著

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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