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移民子弟のホスト社会への参加に関する人類学的研究-日本とブラジルを事例に

研究課題

研究課題/領域番号 17H06510
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関東北大学

研究代表者

佐藤 悦子  東北大学, 教育学研究科, 博士研究員 (70749415)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード移民 / ブラジル / 日本 / 社会参加 / 日系ブラジル人 / コミュニティ / ライフヒストリー / 生活世界 / 在日ブラジル人 / 移民第2世代 / 教育 / フィールドワーク / 教育人類学
研究成果の概要

本研究では、移民子弟のホスト社会への参加過程を明らかにするために、日本とブラジルでのフィールドワークを通して、ホスト社会の主流文化や集団とのかかわりにおいてどのような日系子弟の生活世界が広がっているのかを探求した。100年以上前に日本からブラジルへ渡った日本移民の子弟たちや現在の日本に暮らす日系ブラジル人たちは、自文化・自己や異文化・他者を再解釈することで、移民コミュニティへ参加したり(あるいは参加を拒否したり)、ホスト社会やその文化との関係性を紡いだりすることを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ホスト社会の主流文化とどのように関わっていったのかという面を具体的に跡づけることで、多文化共生について、移民の側から見た主流文化のハードルの高さを考慮に入れた新たな議論を展開していくことができる。また、現在検討されている外国人労働者の受入れに関する課題や文化が異なる人々への教育のあり方について示唆を与えると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 越境する「良妻賢母」と女子教育-ブラジル日系社会における伝道婦と家政学校に着目して2019

    • 著者名/発表者名
      佐藤悦子
    • 雑誌名

      人文科学

      巻: 第24号 ページ: 27-43

    • NAID

      40021914351

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 循環日誌から見る日系二世たちの生活世界―ブラジル・レジストロ市を事例に―2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤悦子
    • 雑誌名

      教育思想

      巻: 第45号

    • NAID

      120006534830

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] 東北地方における地域日本語教室に関する文化人類学的考察―日本人支援者の視点をもとに―2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤悦子・李仁子・佐藤寛貴
    • 雑誌名

      研究年報

      巻: 第66集2号

    • NAID

      120006492939

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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