研究課題/領域番号 |
17H06550
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中村 貴之 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (10804726)
|
研究協力者 |
石塚 洋典
藤澤 康弘
沖山 奈緒子
渡辺 玲
|
研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | メカニカルストレス / Myd88 / テープストリッピング / DAMPs |
研究成果の概要 |
テープストリッピングにより特定のサイトカイン、ケモカインの発現がケラチノサイトに誘導されることが明らかとなった。また、テープストリッピング直後にIL-1受容体を皮内注することで、それらのサイトカイン、ケモカインの発現が低下したことから、サイトカイン、ケモカイン誘導においてDAMPs(damage-associated molecular patterns)としてのIL-1αの重要性が示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メカニカルストレスにより皮膚の細胞が活性化し乾癬や扁平苔癬など,様々な皮膚疾患の誘導に関わることは古くからよく知られ,臨床的にケブネル現象と呼ばれている 。しかしながら,この皮膚炎誘導に関する詳細なメカニズムは明らかとなっておらず,メカニカルストレスに対する反応性を標的とする治療も確立されていない。本研究ではメカニカルストレスにおける炎症性メディエーターの放出機序を明らかにすることで,新たな治療戦略につながる可能性がある。
|