研究課題/領域番号 |
17H06555
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
設楽 仁 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20588652)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 筋弾性 / 超音波エラストグラフィ / 肩こり / 超音波エラストグラフィー / 筋硬度 / 非侵襲的評価 / fMRI / 脊椎アライメント / 肩甲帯アライメント / リハビリテーション / 神経科学 / トランスレーショナルリサーチ / 臨床 |
研究成果の概要 |
肩こりは女性が訴える症状の第一位、男性の第二位であり、多くの国民が肩こりに悩まされている。しかしながら、病院へ行っても、原因がみつからず不定愁訴として捉えられてしまうことも多い。この問題を解決するには、肩こりの訴えを、可視化でする必要があると考えた。 本研究では、筋肉の硬さを簡便に可視化して、計測する方法の精度を明らかにした。圧迫に対する筋肉のひずみを超音波装置で可視化した。健常被験者を対象とし、肩周囲の筋を計測して、2名の整形外科専門医の検者内および検者間信頼性を検討した。信頼性はおおむね良好で、臨床応用も可能になりつつある。肩こりの病態の可視化に向け、研究をすすめる予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肩こりは女性が訴える症状の第一位、男性の第二位であり、多くの国民が肩こりに悩まされている。しかしながら、肩こりを評価する方法がなかった。 本研究では、超音波装置を用いた方法で、筋肉の硬さを可視化、定量化して評価することが、信頼性が担保され、現実的にできることが分かった。 今後、実際の肩こりの方を対象に、筋肉の硬さを計測することで、どの筋肉が症状に強くかかわっているのか、その筋肉をターゲットとしてリハビリテーションの開発、またリハビリテーションにより効果を評価することなどへ応用されることが期待される。
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