研究課題/領域番号 |
17H06573
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伴 祐樹 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (20789391)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Pseudo-Haptics / バーチャル物体変形 / 視触覚間相互作用 / クロスモーダル / バーチャルリアリティ / 把持力推定 / 物体変形 / Pseudo-Hapitcs |
研究成果の概要 |
本研究の目的はPseudo-Hapticsの効果を両手での6軸方向の物体操作に拡張することで,両手を用いたダイナミックな物体変形における深部感覚を操作可能な視触力覚ディスプレイを実現することである.そのため,物体-手間にかかる剪断方向の圧力値と手の姿勢情報を計測するシステムを構築し,曲げ・捻りを始めとするバーチャル物体の変形を伴うヨー・ピッチ・ロール方向の手姿勢操作アルゴリズムを実装した.実験の結果,バーチャル物体の変形にあうように姿勢位置を変調したバーチャルハンドを提示することで,物体変形感に対するリアリティを向上させられることが明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はPseudo-Hapticsの効果をバーチャルハンドに適応させる上で,重要な原理の発展を提供するものである.触力覚提示研究としては,従来の物理的なディスプレイ単体では困難であった,両手を用いた多様な物体変形に簡易な機構で対応できる触力覚ディスプレイの実現という意味を持ち,一方Pseudo-Haptics研究としては,これまで明らかにされてきた片手操作における3軸自由度での変調から,両手操作における6軸自由度での変調への効果範囲の拡張という意義を持つ.
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