研究課題/領域番号 |
17H06578
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 (2018) 東京大学 (2017) |
研究代表者 |
辛川 領 公益財団法人がん研究会, 有明病院, 形成外科 医員 (60802171)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マイクロサージャリー / 筋電義手 / マイクロサージェリー / 血管柄付き神経移植 / 筋肉移植 |
研究成果の概要 |
超微小血管吻合技術を用いたラットにおける血管柄および神経付き小筋肉皮弁移植モデルを作成し改良した。胸部より胸背動静脈を栄養血管茎とし、胸背神経を含む形で広背筋皮弁を挙上した。鼠蹊部の大腿動静脈の分岐である下腹壁動静脈に血管吻合を行い、移植した。胸背神経は坐骨神経の神経束に吻合した。移植後、表面電極を用いた体表からの筋電位を得ることは出来なかった。また微小皮弁移植技術の改良のため、Ratio of Blood Glucose Level Change、pH indicator、Laser Speckle Contrast Imagingを用いた皮弁モニタリング法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、Regenerative Peripheral Nerve Interface(RPNI)やTargeted Muscle Reinnervation(TMR)などの筋電義手における末梢神経インターフェイスが注目されている。我々は血管柄および神経付き小筋肉皮弁移植が理想的な末梢神経インターフェイスになりうると仮説をたて、超微小血管吻合技術を用いたラットにおける血管柄および神経付き小筋肉皮弁移植モデルを作成し改良した。血管柄および神経付き小筋肉皮弁移植では体表から筋電位を得ることが難しいことが分かった。また微小皮弁移植技術の改良のため、皮弁モニタリング法を開発した。
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