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脂質過酸化物アクロレインを標的とした機能性蛍光プローブの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17H06580
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 ケミカルバイオロジー
研究機関東京大学

研究代表者

佐々木 栄太  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (00803157)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード蛍光プローブ / アクロレイン / 脂質過酸化物 / ケミカルバイオロジー
研究成果の概要

本研究では生体内で生成するアクロレインとの反応によって蛍光特性に変化が生じる機能性小分子の設計と合成を行った。まず、アジド基を蛍光色素の共役系炭素原子に直接結合した化合物を合成し、ニトロベンゾオキサジアゾール骨格を用いた場合において、アクロレインとの反応生成物のみが蛍光を発するような蛍光検出条件を設定可能であることを見出した。しかし、これらのアジド基には安定性などの面で問題も見られた。そこでさらに、スルファニル基によるアクロレインへのマイケル付加反応を利用した蛍光プローブについても検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、生細胞内でのアクロレインのイメージングを可能とする分子プローブの開発を行うものである。生体内で生じるアクロレインは、生活習慣病や癌、そして老化とも密接に関わる危険因子として注目されている。したがって、アクロレインの生成を高感度に検出・イメージングすることができれば、これらの疾病や加齢のメカニズム研究、予防、診断などの役に立つことが期待される。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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