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企業組織における「働き方のダイバーシティ」の各種影響とマネジメント方法の実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H06592
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関東京大学

研究代表者

正木 郁太郎  東京大学, 大学総合教育研究センター, 特任研究員 (30802649)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード働き方 / ダイバーシティ / 組織風土 / 職務特性 / ダイバーシティ・マネジメント / 社会系心理学 / 社会学 / 経営学
研究成果の概要

本研究は企業で働く人を対象として、同じ職場・チームの中で働き方や働く価値観が異なる人たちが一緒に働くこと(働き方のダイバーシティと定義)が、働く人にどのような心理的影響をもたらしうるか、またそれを改善する方法について実証研究を行った。(1) 企業で働く人を対象としたインターネット調査を用いた統計分析から現代日本で働く人の価値観の種類を抽出して尺度を作成した。(2) 複数の企業で企業内アンケート調査を行って職場間の比較分析を行った。(3) 上記結果をもとに働き方のダイバーシティに関する理論構築を試み、ダイバーシティの影響に関する先行研究との整合性を検討した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義は、従来は違う研究対象として扱われた「働き方」の研究と、職場のダイバーシティの研究、つまり「互いに特徴が異なる人が一緒に働く」ことの研究を繋いだことにある。このことで、職場のダイバーシティの研究で得られた知見(e.g., ダイバーシティがもたらす影響、組織風土醸成や職務特性による改善)の援用の可能性や、働き方という問題の更なる理解への道がひらけたと考えられる。社会的意義としては、現在推し進められている「働き方改革」に関し、価値観が異なる人が一緒に働く難しさを定量的に示すとともに、改善方法として「多様な価値観を受容する組織風土醸成」の必要性を改めて示したことに価値があると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 職務特性と働く価値観がバーンアウト傾向に及ぼす影響2018

    • 著者名/発表者名
      正木郁太郎・今城志保
    • 学会等名
      日本社会心理学会第59回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] The joint effect of diversity climate and value diversity on employees' motivation for a promotion2018

    • 著者名/発表者名
      Ikutaro Masaki & Yukiko Muramoto
    • 学会等名
      29th International Congress of Applied Psychology
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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