研究課題/領域番号 |
17H06635
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高山 利夫 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80802694)
|
研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 静脈グラフト / 内膜肥厚 / 再狭窄 |
研究成果の概要 |
動脈バイパスに使用された自家静脈グラフトが狭窄から閉塞に至るメカニズムとして、血管平滑筋細胞が異常増殖することで発生する内膜肥厚の関与が示唆され ているが、血管平滑筋細胞を異常増殖に向かわせる機構は未だ解明されていない。本研究においては、ラット大腿静脈グラフトを用いた大腿動脈バイパスモデル を作成して経時的に観察し、自家静脈グラフトが狭窄から閉塞に至る変化を観察することが第一段階である。 研究期間終了時において、静脈グラフトモデル作成手技の安定化が得られるようになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラット大腿静脈グラフトを用いた大腿動脈バイパスモデルは、静脈グラフトの内膜肥厚を研究するために適した動物実験モデルであるが、微小な血管どうしを顕微鏡下に吻合するという操作を必要とし、その技術的難易度は非常に高い。我々は研究期間終了時までにモデル作成手技の安定化に成功し、次なる段階としての静脈グラフト内膜肥厚機構解明に向けた実験の準備段階を終えることができた。
|