研究課題/領域番号 |
17H06636
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
嶋田 勢二郎 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30803639)
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研究協力者 |
國井 尚人
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 皮質-皮質間誘発電位 / 脳機能マッピング / 皮質脳波 / てんかん |
研究成果の概要 |
皮質-皮質間誘発電位(CCEP)のメカニズム解明のため、高密度電極を用いて刺激位置と誘発反応の関係性を定量的に評価することを目的として本研究を実施した。結果として、言語野の同一機能領域内を刺激しているにも関わらず、刺激位置に応じて記録される誘発反応の分布や電位の大きさに違いが認められた。CCEPは機能単位や領域毎ではなく、刺激位置(神経細胞)毎に特定の反応を示すことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CCEPは脳機能ネットワークに依拠した現象であり、検査法として脳機能マッピングに応用する試みが進んでいる。本研究の結果はマッピング法としてCCEPを使用する際に十分な領域として刺激する必要があることを示しており、今後の応用やマッピング法としての標準化に結び付く重要な結果と考えられる。最終的にはCCEPは標準的な脳機能マッピング法として確立し、脳神経外科患者の機能温存に繋がっていくものと考える。
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