研究課題/領域番号 |
17H06646
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
北村 言 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (80801951)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 褥瘡 / ポジショニング / 安楽 / エアマットレス / 体位変換 / マットレス |
研究成果の概要 |
ロボティックマットレスによる自動体位変は、ポジショニングエアセルがゆっくりと膨張・収縮し、急激な姿勢の変化をもたらすことなく体位変換を可能とすることで患者の安楽に寄与していた。一方で、体位変換時のみでなく同一体位を保持している間の安楽を保つためには、腰部・肩・四肢などの関節部位とエアセルの位置・膨張の程度が個人にフィットする必要があり、身体面を大きく支えるエアセルのみでなく小さなエアセルによる身体の支持が必要であった。圧力および接触面積から個人に適したエアセル自動制御が可能となることが課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1日の大半をベッド上で過ごし、自身で寝返りが打てない患者にとって、ベッド上で安楽な姿勢を保てることは患者のQOLに大きく関わるg。ロボティックマットレスでは、ポジショニングセルにより体位変換時の苦痛を軽減できる可能性が示された一方で、長時間同一体位を保持する際の安楽性への課題が明らかとなった。本研究により、今後解決すべき課題の抽出がなされたといえる。
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