研究課題/領域番号 |
17H06649
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
目 麻里子 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (60804309)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 家族介護者 / 認知症 / ワーク・ライフ・バランス / 介護離職 |
研究成果の概要 |
本研究は、働きながら認知症をもつ人を介護する家族員に対する支援方法を導き出すことを目標に、まず日本語版の介護と仕事の両立尺度を開発した。その後、開発した尺度を用いた縦断調査を行い、働きながら認知症の人を介護する家族員の離職意思には「介護が仕事に及ぼすネガティブな影響」が関連することが示された。 これらの結果から、今後は「介護が仕事に及ぼすネガティブな影響」を軽減する支援方法を検討していく必要が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した尺度は、介護離職を防ぐための方策を検討する上で有用な指標となり得る。 本尺度は離職意思と関連を示したことから、介護負担の軽減のみでなく、「介護が仕事に与えるネガティブな影響」を軽減するような支援の視点が必要である可能性が新たに示唆された。この結果は、介護離職を防ぐための支援プログラムを検討する上での資料として活用することが期待される。
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