研究課題/領域番号 |
17H06653
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
梅澤 夏佳 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (90801530)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 多発性筋炎 / 皮膚筋炎 / マクロファージ / 骨格筋 / トランスレーショナルリサーチ / 免疫学 / 炎症性筋疾患 |
研究成果の概要 |
炎症性筋疾患の治療開発は自己反応性T細胞が主な標的とされてきたが、本代表者の先行研究において病変筋組織中のマクロファージの重要性が示唆されたため、本研究においてはマクロファージを標的とした新たな治療法開発を目的とした。患者筋検体を用いた検討ではマクロファージの単離法につき条件を確立した。しかし、得られる細胞数は限られていたことから、当初予定していた手法でなくsingle cell RNA-seqなど別の手法を用いて引き続き解析を進める方針とした。疾患モデルを用いた検討では、表面抗原を標識としてマクロファージを除去する遺伝子改変マウスを用い、今後も検証を継続することとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のT細胞を標的とした治療法に加え、本研究で目的とするマクロファージを標的とした治療を開発することで、治療抵抗性の患者や、副腎皮質ステロイドをはじめとした従来の治療に不耐用であった患者の治療に貢献できる。また、従来筋組織は固定標本の免疫組織学的染色にとどまったが、本研究で確立した手法を用いることにより、筋組織から生細胞を採取することで、生体内での機能をより反映した解析を行うことが可能となった。
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