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細胞小器官オルガネラによる新規の細胞周期制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17H06678
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 細胞生物学
研究機関東京工業大学

研究代表者

神 唯  東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任准教授 (40802335)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード液胞 / オルガネラ / 細胞周期 / 酵母 / 細胞周期制御 / リソソーム
研究実績の概要

「液泡は細胞周期の進行に必須である」ことは明らかになったが (Jin and Weisman, 2015)、その分子的詳細は未だ不明である。申請者はすでに変異体スクリーニング及び次世代シークエンサーを用い、液胞を介した細胞周期制御に関わる因子としてBUR1遺伝子を同定している。
本研究申請書には以下の研究を計画していた。本研究期間内(平成29-30年度)に、1)BUR1遺伝子の機能解析から、液胞からのシグナルがどのように細胞周期制御に至るのかについて詳細を明らかにする。さらに生化学的な観点から、2)質量分析を用いた液胞構成因子の網羅的解析により、細胞周期進行に関わる液胞構成因子候補の選定及び、その因子の細胞周期進行における役割の解明を目指す。また、上記の研究と並行して、さらなる変異体スクリーニング及び次世代シークエンサーによる解析を用い、3)オルガネラチェックポイントの分子実体(遺伝子)の同定を目指す。
申請者は2017年4月より現職にあり、1年ほど経過した現時点(4月)で、1)Bur1キナーゼによるAGCキナーゼ Sch9のリン酸化部位も質量分析器により複数同定を行った。2)変異体スクリーニングによりオルガネラチェックポイント制御に関わる可能性のある候補遺伝子を、次世代シークエンスを用い複数同定を行った(米国ミシガン大学Lois Weisman、Tom Wilson博士らとの共同研究)。現在、候補遺伝子を解析を進めている。3)野生型酵母の液胞と、pep12変異体から液胞を単離し、液胞構成因子を質量分析器を用いることで、野生型酵母の液胞と、pep12変異体の液胞の存在比に五倍以上の差が認められるタンパク質を数十同定した。候補タンパク質の中に、細胞周期制御に必要な因子の存在が期待される。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [国際共同研究] University of Michigan(米国)

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [雑誌論文] Early protection to stress mediated by CDK-dependent PI3,5P2signaling from the vacuole/lysosome2017

    • 著者名/発表者名
      Jin Natsuko、Jin Yui、Weisman Lois S.
    • 雑誌名

      Journal of Cell Biology

      巻: 216 号: 7 ページ: 2075-2090

    • DOI

      10.1083/jcb.201611144

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2022-05-23  

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