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M&A後の統合プロセスに関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H06687
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関茨城大学

研究代表者

加藤 崇徳  茨城大学, 人文社会科学部, 講師 (70801992)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードM&A / PMI / 企業多角化 / テキスト分析 / ダイナミクス / 経営学 / M&A後の統合プロセス / 組織学習 / シナジー効果
研究成果の概要

本研究では,企業統合・企業買収(M&A)後に行われる統合プロセス(PMI)を検討した.本研究では,とりわけ,2度の合併によって誕生した産業ガス大手企業のエア・ウォーター株式会社を事例として,M&A後の統合プロセスのダイナミクス(時間展開)に焦点を当てた.
本研究によって示唆されたことは,(1)PMIの過程において,事前には意図されていなかった戦略が形成される可能性があることと,(2)そうした意図せざる多角化戦略は,企業が行なった他のM&Aや他企業とのアライアンスなどから事後的に促されることなどがある.

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでのM&A(買収・合併)研究では,買収・合併する2つの企業が「適合(fit)」しているかどうかに焦点が置かれてきた.本研究では,必ずしも事前に「適合(fit)」している必要はなく,事後的に「適合(fit)」させていくプロセスを示唆している点に学術的な意義がある.こうした事後的な「適合(fit)」のメカニズムを解明していくことは,わが国においてM&A件数は増加傾向にあることに鑑みて社会的重要性もあると考えられる.

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ビジネスケース エア・ウォーター:M&Aによる事業ポートフォリオの転換2018

    • 著者名/発表者名
      加藤崇徳
    • 雑誌名

      一橋ビジネスレビュー

      巻: 65巻4号 ページ: 158-171

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] M&A後の発見・学習:社内報のテキスト分析による検討2018

    • 著者名/発表者名
      加藤崇徳
    • 学会等名
      日本経営学会第92回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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