研究課題/領域番号 |
17H06691
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
上村 博輝 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (40706420)
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研究協力者 |
薛 徹
上村 顕也
高村 昌昭
寺井 崇二
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 組織線維化 / 肝筋相関 / 肝腎相関 / サルコペニア / 肝線維化 / 肝星細胞 / 肝内リンパ濾胞 / 肝リンパ濾胞組織 / 活性化肝星細胞 / 老化星細胞 |
研究成果の概要 |
肝内に形成されたリンパ濾胞組織は慢性C型肝炎の組織においてみられることが多かったが、肝炎ウイルス排除のための研究・臨床が第一義であったため、これまで肝リンパ濾胞組織と組織線維化について行われた研究はなかった。炎症の源を形成する 肝内でのリンパ濾胞組織と間質細胞への細胞間コミュニケーションを解明し、革新的組織線維化対策に寄与することを目的として本研究を開始させて頂いた。慢性C型肝炎の診療で採取され、当科で冷所保存しているFFPE検体について、リンパ濾胞を有する組織で分化したと考えらえる周囲インターフェイス領域の各種免疫担当細胞の解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで多額の国費を含めた投じられたC型肝炎の研究・治療について、医療において貢献をうける方は多かったが、これを後方視的に解析を行い、採取された既存の検体や組織を有効利用して、線維化改善のための研究結果を得た。高額の機器を利用することなく貴重な科研費を利用して肝-筋-腎の多臓器相関の結果を得た。老化現象がGDP伸び率1.27倍に対して、医療費1.54倍、介護費2.34倍という超高齢社会問題を引き起こす諸問題の観点から今後組織線維化対策につながる。
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