研究課題/領域番号 |
17H06703
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
渡利 高大 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (90800540)
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研究協力者 |
van Lier Jules B.
Vazquez Carlos Lopez
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Anammox / DHS / 窒素除去 / 生物処理 / 排水処理 / 廃水処理 / 後段処理 |
研究成果の概要 |
これまでの研究からDHSリアクターはスポンジ担体の表層においては酸素が十分に存在する好気状態であるがスポンジ担体の深部では,酸素が存在しないあるいは低酸素あるいは嫌気無酸素状態であることが明らかになっている。本研究では、本スポンジ担体を閉鎖型リアクターに充填し, 空気孔の大小や数によって酸素量の調整し,DHSリアクターを利用した一槽式部分硝化-Anammoxプロセスの開発を試みた. ラボスケールのバイオリアクターを用いた人工廃水による連続処理実験では, 従来型のプロセスの半分の処理時間で同等の窒素除去性能を得られた。本研究から実用化に向けて有益なデータが得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は日本初の次世代型省エネルギー水処理システムDHSリアクターの弱点である窒素除去を補うため、部分硝化ーAnammoxプロセスの適用を試みた。人工排水を用いた本研究では、窒素除去性能は大幅に向上し、実廃水への適用が強く期待される結果となった。また、本研究で得られた結果は、下水処理だけではなく様々な産業廃水処理などに適用可能であり、それらへの適用に向け貴重な実験データを得られた。
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