研究課題/領域番号 |
17H06733
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宮田 玲 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (70804300)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 文書構造 / 制限言語 / 前編集 / 機械翻訳 / 文書評価 / 文書構造化 / 文書品質評価 / 機械翻訳応用 / 図書館情報学 / プリエディット / 自治体情報 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、効果的な情報伝達を可能とする文書構造と言語表現を調査し、機械翻訳システムを用いた多言語文書作成方式を構築・検証した。主に自動車関連の技術文書を対象に、(1)書くべき内容とその順序を決める上で指針となる文書構造の設計とユーザ実験による文書品質の評価、(2)機械で翻訳しにくい日本語表現パターンの同定と制御ルールの作成、(3)文書中の役割に応じた望ましい表現パターンの整理を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的には、特定の文書ジャンルにおける文書構造(書かれる内容とその配置)を詳細に明らかにした点で、図書館情報学分野の基礎的な知見として意義がある。また読みやすく機械的に翻訳しやすい言語表現パターンを整理した本研究の成果は、テクニカルライティング研究や機械翻訳応用研究に貢献するものである。 社会的には、本研究で定義した自動車関連のマニュアルの文書構造や日本語表現パターンは、技術文書の執筆場面への応用が期待される。
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