研究課題/領域番号 |
17H06752
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
町野 正明 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (70807510)
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研究協力者 |
門松 健治
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 受容体型チロシンキナーゼ / 未分化リンパ腫キナーゼ / 神経軸索 / 受容体型チロシンキナーゼ(RTK) / 未分化リンパ腫キナーゼ(ALK) / 神経軸索再生 / 受容体型チロシンキナー / RTK / ALK / axonal regeneration / axonal elongation / axonal sprouting |
研究成果の概要 |
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)は受容体チロシンキナーゼ(RTK)の1つであるが、詳しい機能はいまだ不明である。本研究はALKの神経軸索に対する役割を解明することを目的をした。ASP3026投与にて濃度依存性にリン酸化ALKの発現は低下し神経軸索伸長とsproutingは抑制された。mAb16-39投与にてALKの発現は上昇し神経軸索伸長とsproutingは亢進した。 ALKは神経系の発達・維持に寄与している可能性がある。またALKの活性化は神経軸索伸長と神経sproutingを促進し、ALK不活化は軸索伸長とsproutingを抑制する作用を示していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)は受容体チロシンキナーゼ(RTK)の1つであり、特定の神経細胞集団に対して増殖、生存維持などの作用を持つ受容体として機能するとされるが、詳しい機能はいまだ不明である。本研究から得られて研究結果はALKの活性を調節している機構を解明し、ALKを標的とする神経再生治療法の開発に寄与する可能性を秘めている。
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