研究実績の概要 |
本研究は、難治性の神経疾患であるパーキンソン病の発現に小脳が関与していることを明らかにすることを目的とした。 採用年度一年目である本年度は、2 頭のマカクザルに単純なボタン押し課題をトレーニングした。トレーニング終了後、頭部固定器具および記録用チャンバーの取り付け手術をおこない、MRI を撮像後、電気生理学的マッピングの結果に従って記録部位を決定した。そのうえで神経毒の一種である1-methyl-4-phenyl-1,2,3,6-tetrahydropyridine (MPTP) を用いてパーキンソン病モデルサルを作製した。
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