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がん免疫療法の免疫関連有害事象に関する新規バイオマーカーについての研究

研究課題

研究課題/領域番号 17H06810
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関京都大学

研究代表者

野々村 優美  京都大学, 医学研究科, 医員 (50802790)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード抗PD-1抗体 / HLA / HLA-A*26 / 悪性黒色腫 / 免疫関連有害事象 / バイオマーカー
研究実績の概要

本年度、悪性黒色腫患者のHLA型と抗PD-1抗体による免疫関連有害事象(immune-related adverce event, irAE)との相関、および、患者のHLA型と抗PD-1抗体に対する治療反応性との相関の検討を行いました。前者は有意なデータがいまだ得られていないため、後者の研究の成果を報告させていただきます。
ニボルマブで加療中の悪性黒色腫患者69名に参加いただき、RECIST 1.1に基づき、完全奏効、部分奏効、安定(6ヶ月以上)に相当する患者を治療反応群としました。末梢血より患者のHLA型を解析し、治療反応性に相関があるHLA型を解析しました。その結果、全体では奏効率17%であったのに対し、HLA-A*26を有する患者では奏効率が42%であることがわかりました。HLA-A*26は日本人での保有率が11.5%と頻度が高いものです。海外の過去の報告では、抗PD-1抗体ペンブロリズマブへの治療反応性と患者のHLA型との間に相関は無いとの報告もあり(Rizvi et al., 2015)、われわれの得た結果は日本人に固有のものである可能性があります。今後は、このHLA-A*26がどのように悪性黒色腫患者の腫瘍免疫に関与するのかというメカニズムを解明する事を目指したいと考えています。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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