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GRASP法による自由呼吸下の腹部造影ダイナミックMRIの改良

研究課題

研究課題/領域番号 17H06813
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関京都大学

研究代表者

藤本 晃司  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (10580110)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード磁気共鳴画像法 / ダイナミックMRI / MRI / Compressed Sensing / 圧縮センシング
研究実績の概要

昨年度は本研究で用いるGRASP法のパルスシーケンスを本施設のMRI装置で用いるため、開発元(ニューヨーク大学)との交渉・契約を行い、比較対象とするためのニューヨーク大学で開発された画像再構成プログラムを入手した。また、画像再構成を行うためのワークステーションのセットアップ、環境構築を行ったうえで、ファントム画像を対象とした撮像を行い、GRASP法により撮像された生データから画像再構成が行えることを確認するとともに、医用画像に用いられるファイル形式であるDICOM形式で結果を書き出すためのソフトウェアを開発した。
今年度は再構成された画像をdicom通信で送受信するためのdicomサーバの構築を行った。これは実際の臨床に近い環境で画像を評価するために重要なステップである。また、昨年度はファントムを対象とした撮像であったが、今年度はボランティア撮像を行った。健常ボランティアを対象として、事前に指定した異なる4つのパターン(shallow breathing, deep breathing, normal breathing, random breathing)で呼吸を行って撮像し、いずれに関しても再構成が可能なことを確認した。今後はこのデータを解析することにより、推定精度の検討を行う予定である。また、今後予定している造影剤を用いたダイナミックMRI画像を用いて、体内臓器に分布する造影剤の時間変化を解析(薬物動態解析)するために、two compartment model に基づく薬物動態パラメータKtrans, kep, ve を算出するためのmatlabプログラムを開発した。5月に開催された国際磁気共鳴医学会大会(ISMRM)に参加して最新の知見を収集するとともに、ニューヨーク大学を含む海外の研究者と意見交換を行った。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [国際共同研究] ニューヨーク大学(米国)

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 神経放射線領域における圧縮センシングMRIの臨床応用2018

    • 著者名/発表者名
      伏見育崇,藤 本 晃 司,岡 田 知 久,山 本 憲,富樫かおり
    • 雑誌名

      日本磁気共鳴医学会雑誌

      巻: 38 号: 3 ページ: 87-92

    • DOI

      10.2463/jjmrm.2018-1656

    • NAID

      130007495571

    • ISSN
      0914-9457, 2434-0499
    • 年月日
      2018-08-15
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2022-06-07  

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