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実測値を用いた患者の転倒予防のための看護師向け教育プログラムの開発と効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 17H06854
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 高齢看護学
研究機関大阪大学

研究代表者

樋口 明里  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60799188)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード高齢者 / 転倒転落 / インシデントレポート / 睡眠覚醒リズム / そう破行動 / 痒み / 転倒 / 睡眠 / 皮膚掻痒 / 転倒予防 / 測定機器 / 医療安全 / 老年看護学 / インシデント / 実測値 / 看護学
研究成果の概要

本研究は転倒多発病棟である回復期リハビリテーション病棟に焦点を当てて、転倒のリスク要因の実態把握を目的とした。インシデントレポートを分析した結果、病室での転倒が多く、その半数は身体拘束をしていても転倒が発生している現状が明らかとなった。また、転倒リスクが高い対象者に対し計測器を用いて前向きに睡眠覚醒リズム測定し、診療記録情報と統合して分析した結果、対象者の睡眠・覚醒リズムは、安静度の変更や排泄、痒みなどのイベントにより影響を受けている可能性が明らかとなった。このことから睡眠・覚醒リズムやそう破行動を計測することで、対象者の生活リズムに合わせた転倒予防ケアの検討が可能となることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

夜間の睡眠や排泄は転倒のハイリスクであることが指摘されているが、安静度変更、薬剤変更による影響や排泄誘導の適切なタイミングを知ることは困難であった。本研究では、転倒ハイリスク患者の睡眠や排泄,そう破などの活動について測定機器を用いて測定し、実測値から睡眠-覚醒リズム、排泄パターン、痒みを把握することにより、適切な薬剤調整のアセスメントや、排泄誘導のタイミング、適切な入眠の介助を行えるようにすることが期待できる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 回復期リハビリテーション病棟における転倒転落の現状~抑制の必要性と効果の再検討~2019

    • 著者名/発表者名
      樋口明里
    • 学会等名
      第5回日本医療安全学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] Umbrella review of Intervention for preventing falls in long term care facilities2018

    • 著者名/発表者名
      Higuchi A, Yamakawa M, Makimoto K
    • 学会等名
      21st East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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