研究課題/領域番号 |
17H06855
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
庭山 和貴 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 准教授 (80805987)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 授業参加行動 / 問題行動 / ポジティブ行動支援 / 言語賞賛 / 授業参加 / セルフモニタリング / 生徒指導 / ポジティブな行動支援 / 学校適応 / 特別支援教育 / 通常学級 / 行動支援 |
研究成果の概要 |
本研究では、公立小中学校において、児童生徒の授業参加行動を促進するための支援体制を学級・学年規模で構築し、その効果を検証した。先行研究によって効果が実証されている児童生徒の授業参加行動を教師が積極的に言語賞賛する行動支援をおこなった。さらに教師がこのような行動支援をおこないやすいように、学校内で教師支援を持続的に実施した。その結果、小学校・中学校ともに学級の平均授業参加率の上昇が見られた。授業参加率と学校内で普段から実施されている単元テストの間には有意な相関が見られた。また、授業参加率が上昇すると、相対的に生徒の問題行動は減少することが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
問題行動が多くみられる小中学校の通常学級において、教師がどのようにすれば、児童生徒が授業に参加できるようにするのかについて実践研究を行った。教師が積極的に、児童生徒の授業参加行動に着目し、これに対する具体的な言語賞賛(口頭で褒める・認めること)を行うことで、授業参加行動が増えることを示した。また、教師がこれを行いやすいように、教師支援をすることの有効性も示した。
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