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時間的な光の応答に基づく画像の鮮明化と測距の同時実現

研究課題

研究課題/領域番号 17H06865
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 知覚情報処理
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

田中 賢一郎  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (60803244)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードコンピューテーショナルフォトグラフィ / コンピュテーショナルフォトグラフィ
研究実績の概要

霧や煙霧,濁った水中などにおける物体の見えは,光が様々な方向に散乱する影響により,不鮮明となってしまう.この問題は,自動運転車やロボットなどが正しく3次元空間を認識するための大きな妨げとなっている.本研究では,Time-of-Flightカメラを用いて散乱光の時間的な応答を計測することで,鮮明な物体の見えと,物体までの正しい距離を同時に復元しようという新しい試みに挑戦した.本研究では,霧などの散乱体の時間的な応答を計測するためのシステムの作成・および撮影されたデータを処理するアルゴリズムの設計という,ハードウェア・ソフトウェア双方からのアプローチが必要である.本年度では,まず,時間的な光の応答を計測するため,照射する時間的な強度変調光を自由にコントロールできるTime-of-Flightシステムを,カメラに備え付けの光源をバイパスし強度変調周波数の一部をコントロール可能な光源に付け替える改造を施すことによって,作成した.次に,Time-of-Flight計測を複素平面上で解釈することで,霧の影響がどのように発生するのかを分かりやすくモデル化し,複数の計測から,霧の影響を一意に特定し除去するアルゴリズムを開発・実装した.実際に,霧を発生させた環境を撮影することで,霧の影響が除去できていることを確認した.本研究成果は,情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会にて論文発表した.

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 極座標系の原点移動モデルを用いたToF計測における霧の影響除去2018

    • 著者名/発表者名
      鈴木大介,田中賢一郎,北野一哉,舩冨卓哉,向川康博
    • 学会等名
      情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア研究会 CVIM 210
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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