研究課題/領域番号 |
17H06895
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
竹立 恭子 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 研究員 (00806557)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 白血病幹細胞 / Geminin / 未分化性維持 / 細胞周期 |
研究成果の概要 |
本研究は、未だ実現しない白血病幹細胞を標的とした治療法の探索を目的とする。治療法の開発には、細胞周期制御とエピゲノム制御の理解が重要であると考え、その両方を制御するタンパク質であるGeminin に着目し、Geminin-EYFPノックインマウスとGeminin発現制御系を組み合わせ、白血病幹細胞の活性制御におけるGemininの役割を解明することを目的とした。そして、白血病幹細胞を標的とした新たな治療薬においてGemininが有効な標的であることを導きだした。今後は、Gemininを標的とした新たな治療法の開発に向けた理論的基盤の構築を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者のグループはこれまでの研究で、Gemininが造血幹細胞の活性を制御において中核因子として機能していることを世界に先駆けて明らかにしてきた。つまり白血病幹細胞の活性制御におけるGemininの役割を解明する本研究は世界でも類を見ない独創的な研究であるといえる。また本研究は、Gemininが白血病幹細胞を標的とした治療薬において新たな標的となることを導き出した。つまり本研究成果は、白血病幹細胞の根絶を目指した新規治療法の開発に貢献できたと考えられる。
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