研究課題/領域番号 |
17H06900
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 島根大学 (2018) 山口大学 (2017) |
研究代表者 |
三島 幸子 島根大学, 学術研究院環境システム科学系, 助教 (50803277)
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研究協力者 |
中園 眞人
細田 智久
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域包括ケアシステム / 島しょ地域 / 医療施設 / 高齢者福祉施設 / 日常生活圏域 / 医療・福祉施設立地 / 配置計画 / 施設整備状況 |
研究成果の概要 |
本研究は瀬戸内海の島を対象に、島嶼地域を抱える自治体における地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを明らかにすることを目的としている。医療・高齢者福祉施設の整備状況を指標にパターン分類を行い、未整備型、医療巡回型、診療所整備型、医療福祉施設整備型、施設充実型に分類できた。1島のみで自治体を構成する島は施設充実型等に分類されるが、本土と複数の島で自治体を構成する島では未整備型、診療所整備型が多い。また、複数島の場合、未整備・診療所型の島と医療福祉施設整備型や施設充実型の島との連携や1島の場合、診療所整備型の島での高齢者福祉の代替サービスの提供もみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
各自治体が地域に合った地域包括ケアシステムを構築することが求められるが、地域により医療・福祉施設やサービスの有無等が異なり、特に社会的・地理的条件が悪い島嶼地域への提案を行うことは社会的意義があると思われる。また、高齢者福祉施設及び医療施設の整備状況を明らかにするとともに現状の課題を明らかにした上で、高齢者福祉施設の整備手法の検討を行うことにより、島嶼地域における高齢者福祉サービスの合理化と水準の向上を図ることも可能であり、自治体が地域包括ケアシステムの構築を進める上での指針を得られることも期待される。
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