研究課題/領域番号 |
17H06909
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
鈴木 善貴 徳島大学, 病院, 講師 (40581393)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 睡眠衛生指導 / 睡眠時ブラキシズム / 睡眠測定 / いびき / 簡易型睡眠測定器 / 生活習慣 |
研究成果の概要 |
睡眠衛生指導による生活習慣の改善によって、睡眠時ブラキシズム(SB)が減少するか検討を行った。先行研究で1名のSB患者に対し、睡眠衛生指導を行った結果、簡易型睡眠測定器を用いて測定したSBの指標であるRhythmic Masticatory Muscle Activity (RMMA)は8.4回/hから3.3回/h減少した。SB患者3名(男性1名、女性2名、平均年齢25.3歳)に対し、自宅での睡眠測定を行った結果、睡眠衛生指導1週間後、1名は6.8/hが0/hに激減、1名は3.7/hから4.4/hに微増、残りの1名は3.4/hから14.1/hに激増した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
睡眠衛生指導が奏効するまでには時間がかかることもあり、今後は長期的な効果やResponderとNon-responderについて検証していく必要はあるが、本研究では睡眠衛生指導によるSBの減少効果の可能性が示唆された。このことより、SB患者に遭遇した場合、すぐにナイトガードを適応するのではなく、まずはより安全な保存治療である睡眠衛生指導を行い、ResponderのSBのコントロール促すべきである。
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