研究課題/領域番号 |
17H06913
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
松島 充 香川大学, 教育学部, 准教授 (70804128)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 対話の相互作用モデル / 数学学習の深化 / 授業デザインの視点 / 対話相互作用モデル / 数学概念の深化 / デザイン研究 / 協調学習 / デザイン原則 / 理論と実践の往還 / すべての子ども / 対話 / 体系化 / 算数・数学学習 |
研究成果の概要 |
研究目的(1)の数学学習に対話が必要不可欠な理由を数学の可謬主義の立場から説明し,かつ対話の特性を示した。数学学習の質を深化させる対話を生じさせるために,当初の問題解決を実現するための数学的活動に関して,数学的な考え方を対話の視点として対話するメタ数学的活動の設定の重要性を示した。また学習者,対話者,学習集団全体という三者の記号の対話の相互作用モデルを構築した。 研究目的(2)のすべての子どもが数学学習を深化させる算数・数学の授業デザインの視点の構築については,3種の授業実践から数学学習を深化させるための授業デザインへの知見として,数学の内容面と学習の方法面から各七点の知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
算数・数学学習に対話がなぜ必要不可欠なのかを数学の哲学,認知科学から説明した。また,対話によって数学学習が深まる対話の相互作用モデルを,学習者,対話者,学習集団全体という三者モデルによって示した。 すべての子どもが数学学習を深化させる算数・数学の授業デザインの視点の構築については,三種の授業実践から数学学習を深化させるための授業デザインへの知見として,数学の内容面と学習の方法面から各七点の知見が得られた。
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