研究課題/領域番号 |
17H06922
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
熊谷 亮 福岡教育大学, 障害学生支援センター, 助教 (40796570)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 軽度知的障害 / 境界域知能 / アセスメント / 自己評価 / 他者評価 / 自己理解 |
研究成果の概要 |
本研究は,児童生徒本人が自身の特性・能力について評価するアセスメントシートを活用し,自分の困難感と教師の気づき,学業成績との関連を検討した。その結果,教師は支援を必要だと考えているものの,困難を抱えていない生徒が存在した。その一方で,教師は支援を必要だと考えていないものの,困難を抱えている生徒も同様に存在した。このことから他者評価と自己評価を同時に行うことで早期発見・早期支援が可能となることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって得られた調査結果や支援のモデル事例の分析をもとに,公開シンポジウムを開催し,アセスメントから個別の指導計画の作成,支援に至る支援システムの有用性について検討し,相談支援事例をまとめた「通常学級に在籍する子どもの学校適応支援マニュアル」を開発・作成した。本支援マニュアルは全国の教育現場等に配布する準備を進めている。
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