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RNA結合タンパクMusashi2の破骨細胞における機能解明:動物モデルの確立

研究課題

研究課題/領域番号 17H06944
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関九州大学

研究代表者

藤原 稔史  九州大学, 大学病院, 助教 (20644800)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード破骨細胞 / Musashi / 骨粗鬆症 / Notchシグナル
研究実績の概要

高齢者社会に伴い、骨粗鬆症患者は急激に増加している。骨の強度は破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成のバランスにより成り立っているが、骨吸収能が骨形成能を上回ることで、骨量の減少により骨粗鬆症を生じる。骨粗鬆症は、軽微な外傷で大腿骨・脊椎骨折を引き起こしやすく、その結果QOLを低下させることが問題である。治療のためには破骨細胞の制御が重要であり、破骨細胞の分化に関与しているRNA結合タンパクMusashiに着目した。破骨細胞においてMusashiが高発現し、Notchシグナルを介して破骨細胞分化を制御していることを以前に報告した。そこで、本研究では遺伝子改変マウスモデルを作成し、Musashiの破骨細胞における更なる機能をin vitroとin vivoの双方より解明し、治療標的とする。
Musashi遺伝子を破骨細胞から選択的にノックアウトするために、Cre-loxPシステムによる遺伝子改変マウスを作成する。Creが導入された遺伝子を発現する細胞より、Floxが挿入された遺伝子がノックアウトされるシステムである。Musashiフロックスマウスを米国より導入済で、現在LysM-creマウスと交配して、LysM-cre;Musashi-flox遺伝子改変マウスを作成している段階である。
また、破骨細胞分化のin vitro研究は重要であるために、現在破骨細胞分化の培養を行っている。破骨細胞は骨髄単球よりM-CSFとRANKLというサイトカイン刺激を受けて分化する。そこで、マウス骨髄細胞を回収し、M-CSFを加え単球へと分化誘導し、M-CSFとRANKLを加えて、破骨細胞へ分化させている。RANKLによって破骨細胞の分化速度が変化するために、最適な分化速度の条件を調べている段階である。
今後は若手研究で更なるin vivoとin vitro機能解明を行う予定である。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-08-25   更新日: 2018-12-17  

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