研究課題/領域番号 |
17H06980
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
畠中 雄平 琉球大学, 人文社会学部, 教授 (60649846)
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研究協力者 |
二宮 仁志
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 発達障害 / スクリーニング / ESSENCE-Q / 乳幼児健診 / 保健師 / 運動発達 / ROC / AUC / 感度 / 特異度 / 陽性的中率 / 陰性的中率 / 早期発見 / 地域保健 / 早期徴候 |
研究成果の概要 |
新たに開発された発達障害全般をスクリーニングするための質問紙であるESSENCE-Qの乳幼児健診における有用性を、母親、保健師、心理士が記入したものを比較する方法で検討した。保健師によるESSENCE-Qは1歳6ヶ月健診において、心理士によるESSENCE-Qは、1歳6ヶ月と3歳の両方の健診において、発達障害のスクリーニングツールとして臨床的に有用である可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1歳6ヶ月健診における保健師のESSENCE-Qの妥当性は、先行研究と同様の結果であり、少なくともこの年齢群の幼児の健診においては、ESSENCE-Qを用いた保健師による発達障害のスクリーニングが有用であることが示された。このことから、母子保健の領域で働く保健師は、適切なツールとそれを使用するスキルがあれば、発達障害のリスクを早い段階で発見する専門家としての役割を十分に果たすことができる、と考えられる。
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