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妊婦が行う無煙棒灸の灸実施前中後の熱刺激量と体温の継時的変化

研究課題

研究課題/領域番号 17H06985
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 生涯発達看護学
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

東原 亜希子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (10803116)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード灸 / 赤外線サーモグラフィー / 血流量計 / 皮膚温 / 血流量 / 生体機能利用 / 血流計 / 看護学
研究成果の概要

妊娠後期の妊婦および非妊婦女性を対象に、無煙棒灸実施前後にサーモグラフィーと血流計を用い下肢の温度変化を測定し、循環動態を客観的データとして収集し分析した。結果、灸を実施した経穴である至陰と大腿部の体温、血流が増加する傾向にあること、灸実施後の体温の経時的変化はおよそ20分までは上昇傾向であることが示された。実行可能性として実装においては、脱落者はおらずデータ全て解析可能であった。実用性において有害事象はなかった。受容性に関しては、「研究に参加してよかったか」の質問に対し、全員が参加してよかったと回答した。無煙棒灸による熱刺激量測定の実験プロトコールの実行可能性は確保された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

無煙棒灸が、いつ、どのように妊婦のからだを温かくしていくのか、どの程度持続し、どのように循環動態に変化をもたらすのかが解明されることにより、骨盤位妊婦への効果的な灸方法の開発に寄与すると考え実施した研究であった。本研究の結果より、妊婦が自宅で実施する骨盤位治療としての灸実施の時間や温まる感じ方の範囲といった観点からより効果的な治療法の示唆を得ることができた。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 女子大学生を対象とした無煙棒灸による熱刺激量測定の実行可能性の検討2019

    • 著者名/発表者名
      東原亜希子
    • 学会等名
      第33回日本助産学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 骨盤位の妊婦が実施する灸(有煙・無煙)の頭位変換への影響2018

    • 著者名/発表者名
      東原亜希子
    • 学会等名
      第32回日本助産学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 冷え症の有無は、骨盤位妊婦の転帰、マイナートラブルに影響するのか?2017

    • 著者名/発表者名
      東原亜希子
    • 学会等名
      第27回日本健康医学会総会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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