研究課題/領域番号 |
17H07005
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
村方 多鶴子 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (70264314)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 訪問看護 / 精神科看護 / 新人スタッフ / 教育 / 質的研究 / 精神障害者 / 看護学 / 精神科訪問看護 / サポート |
研究成果の概要 |
精神科STでは入職後すぐに単独訪問が開始するため、新人スタッフが担当しやすい利用者の選定など、入職当初に手厚いサポートをしていた。さらに、方向性に迷ったときに支えとなる理念を示し続け、利用者の状態や利用者との関係性が変化していた。 非精神STでは、チームで利用者が新人を受け入られる準備をし、新人が精神科訪問看護を開始するタイミングを見計らうことで、精神科訪問看護に対して自信がない者は少なかった。しかし、訪問看護の目的や方向性に迷いを感じ、公的ではない雑談が役立つと感じていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神科STと非精神STでは、ひと月の精神科訪問件数の差が大きかった。また、精神科STでは経験月数により不安な時期・自信を獲得する時期など成長のプロセスがあるが、非精神STでは顕著ではないことが明らかになかった。精神科訪問看護では方向性に迷いが生じやすいことは共通していたため、具体的な「how to」のプログラムよりも、看護の方向性の指針となるようなプログラムが必要ということが明らかになった。そこで、新人スタッフが自分で考え・個別性を考慮した援助ができるようなプログラムを開発することで、成長し、継続して働くことができると考える。
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