研究課題/領域番号 |
17H07006
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
加納 裕久 愛知県立大学, 教育福祉学部, 客員共同研究員 (00808579)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 幼児 / コオーディネーション / 定位能力 / 分化能力 / 運動遊び / 投動作 / 跳動作 / コオーディネーション能力 / 定位能力・分化能力 / 発育発達 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、幼児期の定位能力・分化能力の発達的特性を明らかにし、それらの能力を形成する発達特性に適した運動遊びプログラムを構築することにより、幼児期における発育発達の問題解決に寄与することである。主な研究成果として、(1)身体を運動課題に応じてコントロールする神経系の運動能力である定位能力・分化能力の発達は、一時的な停滞や低下の後,著しい向上が認められた、(2)投動作における定位能力・分化能力の発達には、的当て遊びや鉄棒遊びを実施することが効果的であることが認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、幼児期のコオーディネーション研究の理論的基礎をまとめ、定位能力・分化能力の発達的特性をコオーディネーションテストの結果から明らかにした点、及び4歳半前後の年中児に対してそれらの能力の発達に効果的な運動遊びを実証的に明らかにした点である。また、本研究で提示した運動遊びプログラムは、幼児期のコオーディネーション研究に新たな知見を提供するだけでなく、幼児期における発育発達の問題解決に寄与することができる点については、社会的意義も備えている。
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