研究課題/領域番号 |
17H07027
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
中村 純 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 客員研究員 (90804518)
|
研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 酸化ストレス / 動脈硬化 / リジン付加体 / 粥状動脈硬化 / ApoE欠損マウス / ApoEノックアウトマウス / 循環器・高血圧 |
研究成果の概要 |
粥状動脈硬化の発生過程において1,4-dihydropyridine型のM2AA-リジン付加体が重要な影響を及ぼしているという報告がある。これまでに我々も粥状動脈硬化の高感受性マウスにおいてM2AAに対する抗体価が上昇することを報告した。本研究では、M2AA以外にも脂質過酸化によって生ずるハイブリッド型のリジン付加体が粥状動脈硬化の発症過程で重要な役割を演じていることを示唆する結果が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣病に罹患している患者が増加する中で疾病の進展をモニターできるバイオマーカーの確立が求められている。リジン付加体の一つであるM2AAは免疫原性があり、非常に安定な付加体であり、粥状動脈硬化症や非アルコール性肝炎の新しいバイオマーカーとして期待されている。本研究からM2AA以外にもこれら生活習慣病のバイオマーカーとなりうるリジン付加体が存在しうることが明らかになった。
|