研究課題/領域番号 |
17H07028
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
冨川 順子 大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (90433010)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 統合失調症 / 慢性閉塞性肺疾患 / 地域生活 / 訪問看護 / 訪問看護ケア / 利用者特性 / 看護ケア / 看護学 / 身体合併症 / COPD |
研究成果の概要 |
統合失調症で慢性肺疾患がある利用者への訪問看護を行った経験のある看護師11名に、そのアセスメントと訪問看護ケアについてインタビューを実施した。訪問看護師は精神機能、呼吸状態、活動への影響、サポート者との関係、治療の状況に加えて利用者の喫煙・COPDとのつきあい方、地域生活での望みについてのアセスメントを行っていた。 訪問看護ケアとしては呼吸管理・薬物療法・身体健康管理を支えるケア・関係者間を調整するケアに加えて、ケアを受け入れてもらえる人間関係、利用者の精神的な特徴を理解したうえでの関わりと、利用者が自分なりの方法でCOPDとつきあいながら望む地域生活を送ることを大事にケアを行っていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
統合失調症で慢性閉塞性肺疾患のある人の地域生活の実際が明らかになったことで、この人々のニーズの理解が進み、訪問看護や介護を行う上で役立てることができる。 統合失調症で慢性閉塞性肺疾患のある人に、精神疾患とCOPDへのケアだけではなく、利用者がケアを受け入れて自分らしく生きることを支える訪問看護ケアが明らかになったことで、同じ疾患を持つ人々のケア方法の理解と、実際のケアの改善に役立てることができる。
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