研究課題/領域番号 |
17H07031
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
森 英一朗 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (70803659)
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研究協力者 |
Kato Masato University of Texas Southwestern Medical Center, Department of Biochemistry, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | LCドメイン / 中間径フィラメント / Desmin / Headドメイン / cross-βポリマー / 固体NMR / Intein反応 / cross-betaポリマー / アミロイド様線維 / 液-液相分離 / 化学的Foot-print法 / cross-beta polymer / low complexityドメイン / 化学的Footprint法 |
研究成果の概要 |
デスミンミオパチーの様に、心筋や骨格筋の異常をきたす疾患がある。本研究課題では、その原因遺伝子であるDesminという中間径フィラメントの解析を行った。DesminのHeadドメインに変異導入を行うことで、cross-βポリマーの形成能に影響を与える知見を得た。また、中間径フィラメントのHeadドメインによって形成されるcross-βポリマーのNMRシグナルを検出することに成功した。さらに、Intein反応の効率化を行い収率の上昇を実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後さらに、中間径フィラメントのHeadドメインによって形成されるcross-βポリマーの構造を明らかにすることで、中間径フィラメントによる細胞形態のより詳細な知見につながる。中間径フィラメントのHeadドメインのcross-βポリマー形成に着目した本研究は、他に類を見ない独創的な研究であり、本研究によってもたらされる成果は、細胞の形態のさらなる理解につながり、様々な生命科学領域に大きな影響を与えるであろう。これらの研究成果から、ミオパチーの疾患治療法の開発につながることが期待される。
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