研究課題/領域番号 |
17H07038
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
瀧 めぐみ 高知県立大学, 看護学部, 助教 (80806026)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 行動制限最小化 / 倫理調整 / 多職種連携 / 多職種 / 精神科看護 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、行動制限最小化に関わる多職種の倫理的葛藤と対処行動について明らかにし、行動制限最小化における多職種間の倫理調整プロセスモデルを作成することである。多職種間には、患者の精神状態が悪化するリスクについて、意見や判断が多職種で異なる場合に倫理的葛藤が生じており、多職種間での意見の違いがあっても、互いを尊重し、それぞれの考えをすり合わせて、安全に行えるかどうかを大事にし、タイミングを逃さず行動制限最小化の方法を模索していた。これらを基にして行動制限最小化における多職種間の倫理調整プロセスモデルを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多職種が抱く倫理的葛藤は、それぞれの経験や役割、倫理観に基づいて生じるものである。この倫理的葛藤を明らかにし、その解決策を導き出すための倫理調整モデルを示すことにより、患者の権利や尊厳を守る行動制限最小化ができるという意義があるといえる。また、行動制限最小化だけでなく、それ以外の場面においても、倫理的葛藤に気づき、解決策を導くという倫理的判断に基づく行動ができる能力を高めることができると考える。
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