研究課題/領域番号 |
17H07044
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
阪井 裕一郎 福岡県立大学, 人間社会学部, 講師 (50805059)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | シングル・ペアレント / シェア / 共同生活 / 家族 / シェア居住 / 家族主義 / シングルペアレント / ホーム |
研究成果の概要 |
本研究では、様々な困難や「貧困」を抱えるシングルペアレントたちの共同生活や協力関係に着目し、その現状と可能性を探究した。本研究では第一に、シングルマザー向けシェアハウスを調査対象とした。調査を通じて、シェア居住が育児負担の軽減、孤独の解消、子どもにとっての利益、経済的負担の軽減などのメリットを持っていることを確認した。第二に、サークル活動を通じて密な協力関係を築いているサークル活動を調査対象とした。活動が、孤独や不安の解消、子育て不安の解消、生きがいの創出、老後の心配の解消といった意義をもつことが確認された。公的な支援の不備を補う私的な支援としてこれらの活動が重要であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代日本では、多様な「住まい方」や共同生活を保障することが,社会を維持・発展させるうえで、また、個人の生活を安定化するうえで不可欠になってきている。従来の家族依存から脱却し、家族を超えた多様な「つながり」や「連帯」を社会が供給することが求められおり、シングルペアレントたちの共同生活や協力関係の実践の可能性を示した本研究は、地域社会・福祉制度の政策提言として学術的・社会的意義を持っている。
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