研究課題/領域番号 |
17H07045
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
坂本 仁美 長崎県立大学, 看護栄養学部, 助教 (30574339)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域包括ケア / 看護基礎教育 / 看護学 / 医療・福祉 / 次世代型地域包括ケア / 看護職養成 |
研究成果の概要 |
本研究は、地域包括ケアを体系的、継続的、段階的に学習できるカリキュラムの開発を目指し、早期体験学習の現状と課題、看護基礎教育課程へのニーズを明らかにすることを目的に実施した。早期体験学習は、「病院での看護」に焦点が当てられており、地域包括ケアを中心に実施されているカリキュラムはなかった。また、インタビュー調査から、基礎教育課程において、早期から地域をスタートとする視点を養うことの必要性が明らかとなった。看護基礎教育課程へのニーズとしては、【コミュニケーションを用いた患者との関り・人間関係の構築】、【医療職・看護職者としての態度】の育成が重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、早期から看護職者の視点で地域包括ケアに関心を持ち、入学早期から地域包括ケアを体系的、継続的、段階的に学習することを目標に、早期体験学習に焦点を当て、カリキュラムの現状と課題を明らかにした。これらの結果は、地域の実情に合わせた次世代型地域包括ケアシステムの構築を実践できる人材育成のための基礎資料となるものであり、看護基礎教育課程へのニーズ調査の結果は、地域医療環境の強化に貢献できる次世代型地域包括ケアを先導できる看護職養成カリキュラムの開発につなげることができる。
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