研究課題/領域番号 |
17H07056
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
山田 穂高 自治医科大学, 医学部, 助教 (70807247)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | GPR120 / 脂肪細胞 / 膵β細胞 / インスリン抵抗性 / インスリン分泌 / 慢性炎症 / β細胞 / 脂肪酸 / G蛋白共役型受容体 |
研究成果の概要 |
3T3-L1脂肪細胞をパルミチン酸で刺激するとMCP-1及びTNF-αのmRNA発現が増加し、EPA投与で抑制された。GPR120をノックダウンするとEPAによる作用は見られなくなった。EPAの前処置はパルミチン酸刺激によるNF-κBp65のリン酸化を抑制した。パルミチン酸刺激でTAK1-TAB1複合体形成は増加したが、EPAの投与で抑制された。動物実験ではHFHS食群の精巣上体脂肪組織ではコントロール食群と比較してCLS形成の増加が認められたが、EPA混餌で抑制された。HFHS食群脂肪組織でJNK、NF-κB p65のリン酸化が上昇していたが、EPA投与により抑制された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
GPR120は脂肪細胞及び膵β細胞に発現している。今回これらの細胞におけるGPR120の機能解析を行った。脂肪細胞の不飽和脂肪酸EPAによるGPR120刺激は飽和脂肪酸が引き起こす炎症を抑制していることを見出した。膵島を用いた実験では血糖依存性のインスリン分泌のメカニズムの一端を明らかにした。脂肪酸の質が生体、細胞に与える影響をGPR120の視点から明らかに出来た。
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