研究課題/領域番号 |
17H07119
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
小俣 大樹 帝京大学, 薬学部, 助教 (80803113)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マイクロバブル / 超音波 / 脳 / ドラッグデリバリー / デリバリー |
研究成果の概要 |
脳への薬物送達システム構築を実現するマイクロバブルの開発を目的として、内包ガスのマイクロバブルの安定性および血液脳関門オープニングへの影響を検討した。その結果、高い血中滞留性を示し、効率的に物質を脳内に送達可能であるパーフルオロプロパンまたはパーフルオロブタンを内包するマイクロバブル開発に成功した。これらのマイクロバブルを用いることで、効率的な血液脳関門オープニングが可能になると期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超音波とマイクロバブルを利用した脳への薬物送達技術が注目され、超音波デバイスの開発や超音波照射条件の最適化などが精力的に進められているが、マイクロバブルの影響は十分に評価されているとは言えない。研究成果は、脳への薬物送達のために最適化したマイクロバブルの開発につながると期待される。また、本研究は、マイクロバブルの開発により脳への薬物送達技術の構築を目指すものであり、最終的に脳疾患治療に貢献することが期待される。
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