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戦前日本の産業発展と企業ダイナミクス

研究課題

研究課題/領域番号 17H07120
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 経済史
研究機関立教大学 (2018)
帝京大学 (2017)

研究代表者

今泉 ひとみ (宝利ひとみ)  立教大学, 経済学部, 助教 (80804187)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード日本経済史 / 雑貨工業 / 電球工業 / 繊維産業 / 産業集積 / 都市立地 / 輸出工業 / 中小規模工場 / 経営史 / 企業動態 / 産業発展 / 企業ダイナミクス
研究成果の概要

本研究は織物業と電球工業に着目し、産業の発展についてより深い理解を得ることを目指した。電球工業は使用する部品の種類が多く、関連業種から購入するため、関連業種との関係は密接である。電球工場の立地も、関連業種の存在を一因として場所が選ばれている。生産組織の面で見ると、電球工業と織物業とでは、企業間関係が異なっていた。電球工業では部品は各関連業者から購入されており、織物業のように有力な生産者が他の生産者に原料供給や信用供与をして組織していた可能性は低いといえる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、戦前期日本の繊維産業と電球工業の発展過程をあとづけることによって、産業が発展するメカニズムについて理解を深めることを目的としたものであり、その成果は、ある産業を発展させたい際に参考にすることができる。繊維企業の存続と成長に関する研究成果は、資金調達上の工夫の重要性を示唆している。電球工業と関連産業の関係についての研究成果は、繊維産業とは異なる生産組織のあり方を示唆している。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 戦前日本の絹織物産地における企業成長 : 経営環境の変化と勝山機業兄弟合資会社の対応2018

    • 著者名/発表者名
      宝利 ひとみ
    • 雑誌名

      経営史学

      巻: 52(4) ページ: 3-29

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦前日本の絹織物産地における企業成長 : 経営環境の変化と勝山機業兄弟合資会社の対応2018

    • 著者名/発表者名
      宝利ひとみ
    • 雑誌名

      経営史学

      巻: 52 ページ: 3-29

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 戦間期日本における電球工業の発展と関連産業の展開2019

    • 著者名/発表者名
      宝利 ひとみ
    • 学会等名
      社会経済史学会第88回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 戦間期日本における電球工業の生産組織2018

    • 著者名/発表者名
      宝利 ひとみ
    • 学会等名
      経営史学会関東部会6月例会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 戦間期日本における電球工業の企業動態と生産組織2018

    • 著者名/発表者名
      宝利 ひとみ
    • 学会等名
      経営史学会第54回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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