研究課題/領域番号 |
17H07122
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
大出 順 帝京大学, 公私立大学の部局等, 助教 (40805496)
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研究協力者 |
堂囿 俊彦
橋本 剛
杉本 典夫
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 尺度改訂 / 看護師 / 倫理的行動尺度 / 評価ツール / 倫理的行動 / 尺度改定 |
研究成果の概要 |
日本の看護の質向上のため、評価ツールとしての看護師の倫理的行動尺度を改訂することを目的として、全国から無作為抽出した27施設に勤務する臨床の看護師2,500名を対象にアンケート調査を実施した。因子を探す分析の結果、3つの因子が抽出され、3つをリスク回避(5項目)、善いケア(5項目)、公正なケア(5項目)と命名した。尺度のまとまりを表す信頼性係数はそれぞれ.78、.75、.74であり、尺度全体としては.84であった。看護師の倫理的行動尺度改訂版は、下位尺度の理論的弁別性と統計的弁別性も一貫されたものとなり、全国調査を経ておおよそ標準化された尺度として改訂することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師の倫理的行動尺度が改訂されたことで臨床の看護師の倫理的行動を評価するツールの精度があがった。これによって、看護師の研修や教育の倫理的行動の観点からの評価に取り組みやすくなり、患者にとって倫理的で善い看護を提供する、すなわち看護ケアの質が向上する一助となることが期待される。
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