研究課題/領域番号 |
17H07138
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
徐 寧教 東洋大学, 経営学部, 助教 (40802244)
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研究協力者 |
宋 元旭
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生産システム / 海外移転 / 知識移転 / トヨタ自動車 / 現代自動車 / 国際経営 / 生産管理 / 自動車産業 / LCD産業 / 金型産業 / 新興国市場 / 知識移転論 / 海外生産 |
研究成果の概要 |
本研究によって、多国籍企業が海外に自社の知識である生産システムを移転する際にどのようなネットワークを構築しているのかが明らかになった。またそれらのネットワーク構造を集権的ネットワーク構造と分権的ネットワーク構造として比較したことでそれぞれのメリットとデメリットが明らかになった。また、新興国市場における考察も行われ、先進国とは異なる先進国市場において積極的に現地環境への適応を試み生産システムが変容される姿も確認できた。これらの成果はそれぞれ学会報告2回、学術論文2本によって公開された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究は多国籍企業が海外に進出し時刻での強さである知識をどのように移転させ活用するかに対する示唆を与えている。分権的知識移転ネットワークと集権的知識移転ネットワークは知識の多様性や知識移転の速度などによってメリットとデメリットが異なる。企業はこの点を鑑みて自社の知識移転ネットワークを構築することができるだろう。また経営環境が異なる新興国市場においては、市場の環境に合わせて積極的に適用させることも必要であることが明らかになった。多国籍企業の海外子会社の自立度が高まり、知識ネットワークが複雑化していく中、このテーマに関するさらなる発展が期待される。
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