研究課題/領域番号 |
17H07149
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
二羽 泰子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (20802507)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 排除と包摂 / インクルーシブな高校 / 共生教育 / 多様性 / 高校教育 / 多様な生徒の学び / 高校における多様な生徒の共学 / 高校 / 包摂 / 教育社会学 / インクルーシブ教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、これまで共に学ぶことの少なかった知的障害者などのマイノリティとの共生を模索してきた高校3校を比較し、通常のカリキュラムの中では共生することが難しい知的障害のある生徒も共に学べる環境を、いかにして作ってきたのかについて調査し分析した。その結果、歴史的背景が類似していても、3校はそれぞれの置かれた状況によって、全く異なる形で共生を模索してきたことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ほぼ全員が高校へ進学するようになった現在、高校には共生社会への接続としての役割が求められている。通常高校のカリキュラムにおいて対象となっていない知的障害の人々も、共生社会の一員である以上、学力を理由に別学を継続するだけでは共生社会は実現しない。本研究では、これまで困難とされてきた高校での共生の多様なあり様を示すことによって、今後、多様なマイノリティとの共生を実現させていく方向性としていくつかの可能性を示唆した。
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