研究課題/領域番号 |
17H07175
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
ナワビ アハマッド矢麻 早稲田大学, 會津八一記念博物館, 助手 (60802882)
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研究期間 (年度) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | シルクロード / 仏教寺院 / アク・ベシム遺跡 / レーダー探査 / アク・べシム遺跡 / GPR探査 / 非破壊的手法 / 伽藍配置 / 中央アジア / 軒丸瓦 / 三次元計測 / 考古学 / チュー川流域 |
研究成果の概要 |
キルギス共和国、アク・ベシム遺跡において、測量とレーダー探査、過去の調査時に出土した遺物の再整理を実施した。ベルンシュタム寺院は過去に発掘を受け1950年に報告されて以来情報が更新されていなかった。この寺院は中央アジアの仏教寺院を考えるうえで重要な場所に位置する一方、現在は農地となっており遺跡内の位置も不明確な状態であった。測量と探査という非破壊的手法によってベルンシュタム寺院の正確な位置を把握し、出土瓦の整理作業によって寺院の造営年代を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本調査により、ベルンシュタムによって調査された寺院の「遺構」、「遺物」の両方の情報を明らかにすることができた。寺院は都市の中で重要な位置を占めるため、その場所と年代が明らかになることはアク・ベシム遺跡の研究、ひいては中央アジア、シルクロードの仏教寺院を考えるうえで非常に重要である。
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